WHERE & HOW
テラコッタ製品の歴史はおそらく壷、食品貯蔵ポット類から始まったのではないでしょうか。ギリシャ人はこれらを機能面、美的面の両方からうまく発展させたのです。壷はオイル、ワインの貯蔵また調理器具として、また巨大な貯蔵用の壷はローマの現存しているパンテオンが示すように建築要素としても使用されていました。テラコッタコンタイナーがプランターの代名詞的存在になったのはルネサンス期でした。シトラスや熱帯植物をテラコッタに飾ることが流行しそれは上層階級の主人のマナーとなりました。
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植物をプランターに飾ることで厳しい冬の間は植物を屋内に移動することが可能になります。人文主義の時代、野外空間を幾何学の法則に沿って成形する際プランターを利用することによってイタリアンスタイルの庭園作りを成し遂げていました。またバロック・フランス式庭園にはプランターは噴水、像、尖塔と共に頻繁に使われました。17世紀よりフィレンチェのインプルネータで制作された美しいピースの数々は現在もヨーロッパ各地の主な庭園で飾られており、その長い時の経過はほとんど見受けられません。今日まで受け継がれている粘土と制作方法が生み出す耐久力、耐凍害性、そして永久的な温かみのあるテラコッタオレンジカラーがここでも立証されているのです。
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今日では街に住んでいるとプランターとして、お洒落な物入れとして幅広く活躍するテラコッタ無しのガーデニングは不可能だといってもよいでしょう。テラコッタには優れた耐久力がありそのため雨、凍結、汚れでナチュラルテラコッタカラーが衰えることはありません。野外用のテラコッタには特別なお手入れは必要ありませんし、屋内で使用する場合はワックスを使い乾いた布でさっと拭くだけでテラコッタの輝きが十分に保てます。大きなサイズのプランターは庭園に、あるいはテラスでは木を添えたいときに。またプランターを使ってテラスに小さなハーブガーデンを作ることだってできます。
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もちろん全てのアイテムは傘立て、ロールしたデッサン入れなどとしても機能的に使用できます。空のままで装飾品として使っても十分存在感があります。玄関で、リビングルームで、使い方はあなたのアイデア次第です。2つのアンフォラはナチュラルカラー、色塗仕上げからお選び頂けます。
コッパエレナはテーブルセンターや果物トレー、本棚として使うのに適しています。大きさもちょうどよく、形的にもぴったりです。オメロは非常に個性的で広々としたお部屋や屋外空間にベース(別売り)と共に使用することもできます。写真のように丸いグラス製テーブルトップと組み合わせテーブルとして使うとこのアンフォラの魅力はさらに引き立ちます。テラコッタは自身でその歴史ある伝統を継承しながらまたその個性的な特徴と持ち主の洗練されたテイストをどこまでも表現し続けるのです。
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