インテリア装飾の手作りガラス花瓶

ここで紹介している弊社ガラスアイテムはレプリカ品であり、ルーマニアでハンドメイドによりオリジナル作品を細部に至るまで忠実に再現したものです。サインもまた再現したものですが弊社商品の特徴は全てのピースにタイプを意味するTIPマークが入っていることです。これはレプリカ品として一定の芸術的水準をクリアしていることをルーマニアガラス協会に認知されていることの証です。
全てのピースはハンドメイドにより、形、サイズ、装飾が注意深く再現されています。オリジナル作品と同様に各ピースは微妙に異なった仕上がりとなります。全てのピースは入念な品質チェックをパスしたもので、各ピース間の微妙な違いはハンドメイドの証でもあり決して欠陥とはみなされません。 弊社製品は言うまでもなく市場の中でも最高品質アイテムに属します。それにもかかわらずその価格設定は実に一般的価格の半額から6分の1となっております。どうぞ以下のサーチエンジンより他の販売店の価格をあなたの目で見て比較してください:

ガレ取り扱い店舗参考リスト（ヤフーより）

美しい色彩と見事な彫刻が 織り成す芸術傑作 あなたの逸品を見つけてください

フランスのカメオと世紀のガラスアーティストたちについて語る人は数知れませんが、彼らの中でも最も有名なのはEmile Galle` （エミール・ガレ）という人物です。彼の人生は今や伝説にさえなっていますがそれは架空物語ではなく列記とした歴史的事実であることをここで読み手の皆さんに公平にお話したいと思います。フランスのカメオレプリカ品を購入しようかとお悩みならばFAQコーナーを含め以下をお読みになってご参考にしてください。その上でさらなる疑問点などございましたら私どもにお気軽にお尋ねください。

弊社の販売コンディションもよくお読みください。

Emile Galle`(エミール・ガレ)はフランスのアールヌーボー期の著名なガラスアーティストです。1846年、彼はフランスのナンシーで生まれました。哲学と植物学を学んだ後は1866年父親チャールズのガラス・セラミック工場を後継します。すでにその頃、クリスタル製造は王室の指定を受けていました。1873年には主なメンバーに伝統的にもクリスタル製作で有名なルーマニア出身のアーティストたちを集めてアトリエを開き、ガラス吹き製法、エッチング製法、カラーリング製法を大きく発達させました。彼の革命的作品を展示会で目にできたのはエッフェル塔が建設された1889年のパリ世界展示会のみでその後彼の作品は人々の多大な賞賛を受け世界的に有名になっていったのです。その後もガレの栄光たる神格化はますます深まり、そんな中1904年に58歳で生涯を閉じます。彼の死後もフランスのカメオガラス製は1914年まで続きました。この時期の作品にはガレサインの横に星マークがついています。 第1次世界大戦中、作品製作は一時中断されましたが大戦後にはまた再開されました。ガレのアトリエが時代の変化と経済危機のため閉鎖に追い込まれていた1914年から1931年の間に製作された作品には星マークはありません。その時期、多数のルーマニア人ガラス職人が自国へ戻り各自でアトリエを開きカメオガラスの製作を続けたのです。彼らはさらなる新技術の開発を試みながら899-1904期のガレデザインを基にした作品を製作し続けたのです
ダウームガラスが最初に製作されたのは1872年です。フランス北東部のナンシーにあるフレンチマーケット用にガラス皿とテーブルウェアを製作したのです。一方、カメオグラスの最初の製作者はAuguste Daum(オウグスト・ダウーム)、Antonin Daum(アントニン・ダウーム)で1890年のことでした。ダウームはアールヌーボーアーティストによるメタルデザインの混入のような全く新しい技術を生み出しました。ガレ同様ダウームは自然から大きな影響を受け、花や景色モチーフの作品を多く残しました。オウグスト・ダウームの息子、Paul Daum(ポール・ダウーム)は1925年頃会社の方向性を変え、より厚いガラスに酸エッチング法により入込んだジオメトリックデザインを創リ始めました。こうしてダウームはアールデコ期に入ったのです。

ガレ作品とは違い、残念ながら現在出回っているダウーム作品は100年前のものとは全く異なります。多くはその違いが明らかでありむしろ現代のパデベールに似ています。ダウームは現在もパデベールを製作していますが今日のパデベール品質は時代を変えたパデベールとは比べ物にならないほど劣っているというのが事実です。

Charles Schneider(チャールズ・シュナイダー)とErnest Schneider(オウグスト・シュナイダー)はエミール・ガレやダウーム兄弟より新しい世代です。シュナイダー兄弟はどちらも1912年に自身の工場を持つまで1900年初頭ダウームのもとで働いていました。第1次世界大戦の介入後、ベーズ、ボウル、ランプなど見事なデザインの作品を幅広く展開しました。流通面に関しても、パリを始め各国各地の有名店での販売に成功しました。.彼らの作品のほとんどにはSCHNEIDERの名前あるいは「CHARDER」(Charles Schneiderの省略形)や「Le Verre Francais」等のトレードマークが入っています。

Le Verre Francaisはシュナイダーが2、3層構造の特別ラインカメオガラスのベーズ、ボウル、ランプ等(つまりアールデコ、アールヌーボースタイルの特色と結びついている作品)に使用したものです。この手のほとんどの作品はガレやダウーム作品同様酸エッチングを用いています。一般的にシュナイダーガラスには酸エッチングがほとんど見られず、つまりは、ほとんどの場合ガラス生地自体に色を練りこんであります。彼の作品にはときに持ち手やベルも施されています。1930年代の不況でシュナイダーはつまずき、1939年には会社が倒産宣告を受けます。

チャールズ・シュナイダーと彼の二人の息子、チャールズとRobert(ロバート)は新しいガラス工場Cristallerie Schneiderを設立しますCristallerie Schneiderは 1957 年まで機能し、その後「Verrerie Schneider」と名前を変え1981年に彼ら全員が職を退き工場を完全閉鎖するまで続きました。

残念ながらガレと同時代に活躍した全てのガラスアーティストに関する詳細をここでお話することはできませんが以下に簡単にまとめてみました。

• Gerard Mullerは偉大なガラスアーティストのひとりとして挙げるにふさわしい人物です。
• D'ArgentalとdeVezは高品質な壷を継続的に製作しました。
• Legrasも継続的ではありませんがすばらしい作品を残した人物のひとりです。
• DEGUEのサインで知られるDavid Gueronもトップクラスには属さずとも数ある優れた作品を残しています。
• Rene`Laliqueは同期の最もすばらしい作品を複数生み出しましたが、彼の作品はカメオではありませんでした。彼は鋳型をを用いたのです。

装飾はたいていの場合は酸を使って色のついた表面層を取り除いていく方法で施されます。あるいは特にアールデコ期の作品には生地に練り込んだ方式の装飾も見られます。下の例をご覧ください。

弊社の職人にはかつてルーマニア造幣局で彫刻師として働いていた者がおり、彼の優れた技量には言葉では表現できないものがあります。職人のタッチは特に半彫り部分から認識することができます。また全般的に透明部分とマット部分では手触りが異なります。

上塗り技術により装飾はさらに数ミリ浮き上がります。立体的特殊効果が必要な場合は光陰をつけるため手作業により壷を内側から削ります。

あなたの目でこの場で比較してみてください 弊社ガラス製品 ガラス作品は丁寧に磨き仕上げていきます。膨らみ部分は宝石のように輝き、葉の部分は銘板のように深い彫りが見られます。微妙な色彩はボディ全体から湧き上がり光を浴びない場面では色調コントラストがより一層立体感を高めます。一方バックライトを浴びればたちまち鮮明な輝きを見せてくれます。

他社ガラス製品 この手の商品は現在市場に出まわっているルーマニア製ガラス製品の90%を占めています。装飾は木型を用いて施されます。色はくすんでおり彫刻も平らで細部まで手が届いておりません。暗い場所では装飾コンディションが区別し難いですがバックライトをあてて比べれば一目瞭然です。

＊マーク商品はオンラインショップを通してご注文された方に限り、定価より30%割引価格で提供いたします。

ショップ経営者の方々で弊社ガラスカメオコレクションの販売にご興味のある方がいらっしゃいましたらEメールでお気軽にお問い合わせください。

誠に勝手ながら在庫には制限があります。お客様のご注文された商品の在庫がない場合は予約制販売とさせていただくことをご了承ください。(＊料金前払いの必要はございません。)
通常(在庫がある場合)は弊社受注後30日以内でお手元にお届けとなります。万が一在庫がない場合も弊社受注後120日以内でのお届けを保証いたします。

お客様の安全性を考慮し、弊社ではクレジットカードでのご注文はお受けしておりません。弊社オンラインショップでご注文後お客様はご自身の基本的情報の記入を問われます。その後確認メールと共にお支払方法をお知らせいたします。確認メールが届かないなど何か問題がございましたらお手数ですが弊社まで電話078-367-2760あるいはファックス078-262-7151でお問い合わせください。尚、お支払い方法は弊社銀行口座への振込払いあるいは商品配達時の代金引換払いどちらかを選んでいただけます。

万が一商品が配送中に破損してしまった場合などお手元に届いた商品に欠陥が見られる場合は責任を持って全額返金あるいは代換品と交換させていただきます。またその他の個人的理由により返品･交換を希望される場合は弊社までの返送料はお客様でご負担していただくことをご了承ください。返品・交換に関するお問い合わせ・クレーム受付はお客様お手元に商品到着後7日以内となっております。期間内であればお気軽に078-367-2757までファックスにてお問い合わせください。

• 全作品がハンドメイドだというのならエミール･ガレはどのようにしてそれほど多くの作品を残すことができたのですか？
• ガレは自身でガラス製作にも従事したわけではありません。彼はデザインを担当し、彼の職人たちが製作したのです。


• ガレの花瓶を完璧に再現したレプリカ品を探しています。
• ガレ作品はどれをとってもふたつと存在するものはありません。ガレは同じ装飾、形の作品を複数製作することを好みましたが、それでもそれぞれの花瓶は手作業により製作されるため全く同じ装飾、色彩、型がふたつ完成することはないのです。画家が同主題でふたつの絵を制作すると考えてみてください。二つの作品が全く同様に仕上がることはないでしょう。


• ガレの花瓶は色数に伴い価値が異なると聞きましたが色の数はどのように調べることができるのですか？
• カメオガラス花瓶の細部仕上がりは酸カッティング戸次第です。ガラスに息を吹きかけたとき2～4種の色が重なり合い、その後の酸カッティングにより深い層が現れてきます。それぞれの酸カッティングを続けることにより他の層にも詳細装飾を加わっていきます。そういうわけでこのカッティングの数が多いほど、細部がより綿密になるこということになります。


• アールヌーボー作品とアールデコ作品の違いは何ですか？
• アールヌーボー期は1890年にはじまり1910年代まで続きました。この時代の特色は花、木、虫、海など自然をモチーフにした作品が多く、職人の手法は現実的で流れるような曲線やアシンメトリック（非対称的）デザインでの表現が中心だったことです。一方アールデコ期は1920年代始めから1930年代までを指しますが、その特徴は花模様やジオメトリック(幾何学的)デザインが多いことでたいていの場合シンメトリック(対称的)になっています。


• ガレ作品とダウーム・ナンシー作品、購入するならどちらがお勧めですか？
• これは個人的好みに関する質問ですね。お好みの方を選ばれるとよいでしょう。ガレとダウームはどちらもフレンチカメオガラスの第一人者的人物です。一方をより好むコレクターの方もいらっしゃいますが、他の一般的作品と共に両方集めている方もおります。
• どの型を買った方がよいのでしょうか？またどの作品がより集める価値があるのですか？


• 私たちがお勧めするのはあなたのお気に入りの逸品を購入することです。おそらくあなたはキャビネットや棚に飾って前を通る度にその逸品をご覧になることでしょう。お好みの品を購入しておけばその都度幸せな気分になることができますよ。私たちが紹介しているのは高品質レプリカであり、それ故に、例えe-bayオークションでオリジナル作品として売られている商品の50%以上が高品質レプリカだという事実を認識していても、あえてコレクター市場の外に位置しております。ともかくすばらしいオブジェにはそれなりの価値があるのです。そういうわけで私たちは常にお客さまにお気に入りの逸品を購入されるようアドバイスしているのです。あなたが好むものは他の人にとっても魅力的に写ります。そしてそれこそがあなた自身の楽しみのためまた将来的市場性のための最善の投資となるのです。
  


• オリジナルのガレ作品を購入する予算はありませんが品質の良いガラス製品がほしいと思っております。貴社製品はガレ工房の作品ですか？
• これは私たちが頻繁に耳にする伝説的話です。実際はガレ工房などというもの存在しないのです。ガレレプリカを製作するアトリエのほとんどはルーマニアとポーランドにあり、ファミリーサイズのものもあれば、10人ほどの職人を抱えるアトリエもあります。しかし、私たちが「美術館品質」と呼ぶに値する作品を製作できるのはほんの一握りにすぎません。さらに、それら少数のアトリエにおいても常にハンドメイドにより高品質作品を継続的に生み出し続けることは容易ではないのです。品質保証は正確なセレクションによって初めて齎される結果であり、「ガレ工房製だから」といったような判断基準は存在しないのです。

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